建築施工管理技士(入社27年目)

「イメージ通りに建つと思わなかった」
設計者に言われた最高の誉め言葉

思い通りに現場が進んだときの達成感
建設施工管理技士として、建築現場で施工管理・工程管理・安全管理・品質管理をしている。
自分が考えた工程・計画が思い通りに運んだ時に、楽しさややりがいを感じる。そのために、関係業者の方と綿密に打ち合わせを行い、お互いにずれが出ないように心掛けている。大きな現場だと関わる業者は100社にものぼるため、書類や打合せも多くなる。確認することが増えるので大変だが、その分、乗り越えた時の達成感はひとしお。
私たちには建築現場であっても、近隣の方にとってはいつも使っている場所なので、気配りやご挨拶を何よりも大切にしている。この仕事は、意外とコミュニケーションが大事。

「自分が使う」と思って建てている

自分がその場所・施設を使うと思って仕事をしている。自分が見て少しでも“なんか嫌だな”って思う仕上がりには絶対にしたくない。もっと使いやすくなるためにはどうおさめたらいいか?何年経っても美しさを維持するためにはどうしたらいいか?と常に考えている。

仕事以外は結構おおざっぱな面も

計画の組み方一つで結果が変わってくるので、私たちの責任はとても大きい。もともとの性格はあまり几帳面ではないが、仕事中は絶えず確認を行い丁寧な仕事を心掛けている。机の上と現地で違う場合もあるが、事前準備をしっかりしていると突発的な出来事にも対応ができる。

仲間意識が高い人が多いと思う

美吉建設は、困ったことがあれば必ず誰かが助け舟を出してくれる環境。最近は若手も少しずつ増えているので同じ年代の社員同士で、いろんな相談もできると思う。
今は子どもたちも大きくなったから家族で過ごす時間は減ったが、施工管理の仕事は自分で工程や計画を組むので、しっかりと準備をしていれば毎日遅くなるということはなく、家族との時間も確保できる。

土木施工管理技士(入社24年目)

完成させるのは当たり前。
その過程に”やりがい”がある
過程の中にやりがいが

要求されたものを確実に作り上げるために、工事を円滑に進めていくのが私たちの仕事。
現場監督としては、作ったものが残ることは当然嬉しいが、胸を張って「自分がこれを作った」と言えるまでの“過程”に一番やりがいを感じる。土木工事は、できてしまえば地中に埋まってしまうから建築仕事のように目立たないが、その過程にもやりがいはある。昔、自分が担当している道路建設の現場に子どもを連れていった。ヘルメットを被せて写真を撮ったりしたが、その時の子どものキラキラした目は忘れられない。

自分の仕事の評判は、回りまわって帰ってくる

「無理」という言葉は言わない。できなさそうなことがあっても、できるやり方を探して要求にこたえる。自分の中に線を引いてできないことを増やしてしまうと、どんどん自分に甘えてしまうことになる。世の中、やろうと思えばできることがほとんど。大きな車に乗ることが嫌いな人でも、乗らないといけなくなったら乗れるでしょ(笑)。どんなことでも嫌な顔をせずにやることが自分のポリシー。
どの仕事も同じだと思うが、自分の仕事は必ず誰かが見ている。特に建設業界は関わる業者の数が多いので、良い評判も悪い評判もすぐに伝わる。誰かに「あ、あの現場の方ですね!」と言われるととても嬉しい。

楽しいことも大変なことも毎日ある

どんな小さなことでも、楽しいと思えば楽しい。自分の気持ち次第。例えば、夏の現場で一息つける瞬間は、夜のビール一杯の喜びを超えるかもしれない(笑)。
夏の暑さや冬の寒さは慣れるので大変だとは思わないが、自分にはできないことを突発的に誰かに要求しなければならないことがあるので、それが一番大変なことかな。
美吉建設は残業が少ない会社なので、プライベートの時間を有意義に過ごせる。それも喜びの一つ。

もともと建設業界に興味があったわけではない

この業界に興味がある人や施工管理に意欲がある人は、この仕事を長く続けられると思う。たとえ専門的な勉強をしていなくても、意欲さえあればすぐに追いつける。
自分は、半ば「どこでもいいや」という気持ちで土木専門学科がある高校に入って、そのまま就職して今ここにいる。何も知らずにこの業界に入ったから珍しいタイプかもしれない(笑)。

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